バレエ教師の雑記帳

クラシックバレエ教師によるバレエについての雑記帳です!日々のレッスンから日本のバレエ界までお話し出来たらなと思っています。

アンデオールとは?

 

 

 

バレエを習っていると

「アンデオール」して下さいと言われませんか?

 

 

実際私も言ってしまいます。(^^;;

 

正確には「アンデオールの筋肉使っていきましょう!」

と言うようにしています。

 

 

 

 

では、「アンデオール」の意味答えられますか??

 

 

 

 

 

フランス語で、外、外向き、外旋と言った意味ですね。

 

 

バレエで重要なのはこの[外旋]です。

 

英語だとターンアウトですね!

 

 

 

 

この[外旋]こそがバレエ独特の動きなのです。

 

 

 

ダンスにも様々な種類がありますが

このアンデオールがバレエの特徴です。

 

 

つまり、バレエの上達に絶対不可欠なのが

[アンデオール][外旋][ターンアウト]です。

 

全部意味は同じです笑

 

 

 

 

しかし、幼い頃からバレエを習う子は多いですが、

なかなかアンデオールの使い方は習得できません。

 

ただまっすぐ脚に力を入れることは出来ますが、

幼稚園児にアンデオールはなかなか難しいです。

 

 

 

小学校に上がる頃には

膝とつま先が同じ向き、

バーレッスンでかかとはいつもなか向き、

というところまでは分かってくれる子はいます。

 

しかし、ただ立っている時に

アンデオールの筋肉を使わせるのは

なかなか至難のワザですね。

 

 

 

小学校3,4年生くらいから

立位でのアンデオールもクラスで話し始めます。

 

内腿から外旋させることや骨盤の位置なども

分からない前提で話してみます。

 

しかし、まだ土踏まずがどこか分からない子も

なかにはいるのが現状です。

 

 

 

 

 

小学校高学年に上がるともっと細かく説明します。

 

しかしこの時点では既に、生まれつき関節が硬い子は

アンデオールをするための筋肉を使いづらい状態に

なってしまっていることもあります。

 

 

 

 

では、どの段階でアンデオールを理解したのか。

 

 

 

 

おそらく本当の意味で理解するのは

もっと後のことではないかと思います。

 

 

 

 

それだけ、難しいのがアンデオールです。

 

 

 

 

子供から習ってても、このバレエに必要不可欠なものを

本当の意味で理解するのには相当な年月がかかります。

 

 

 

 

恐ろしいですね。

 

 

 

 

では、そのアンデオールについては

次の記事でさらに掘っていきましょう。

 

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